2:スキル・キャリアの棚卸しをする
転職を成功させるための秘訣として、「スキルの棚卸」はオススメです。耳慣れない言葉かと思いますが、スキルの棚卸を行っておくことで、客観的な「自分のスキル」が分かります。
自身の過剰評価は
ミスマッチの原因
転職活動が上手くいかない最大の理由は、人材を欲しがっている企業側とのミスマッチです。企業が求める人材と、応募する転職希望者がマッチしていないため、企業側としては「今回は残念ながら…」となりますし、応募者側は「応募しているのになかなか決まらない」と思ってしまいます。
この問題の背景にあるのは、自分自身への「過剰評価」です。転職活動とは、いわば「それまでの自分への評価」です。そして、どの部分を評価されるのかといえば経歴です。特に「これまでどのような仕事をこなしてきたか」が、「スキル」を表します。
しかし、転職活動の際、どうしても自分をよく見せたかったり、あるいは過剰評価から本来はできないことも「できる」と申告してしまいがちです。ですが企業側は客観的に経歴を判断しますので、自社が求めるキャリアを有していないと判断すれば「残念ながら…」となります。
こういったミスマッチは日々起きており、最悪のパターンとしては、入社後に企業と求職者でズレが生まれてしまい、入社したのにすぐやめてしまうというケースです。
現状の自分の
スキル・キャリアを把握
そこで大切なことが「スキルの棚卸」です。保有している資格やそれまでの経歴など、客観的に自分のことをチェックしてみましょう。「できるはず」「チャレンジしたい」といった希望的観測は一切含めず、あくまでも学歴や経歴、資格のみだけを抽出してみましょう。すると、客観的に「現在自分ができること」が見えてくるはずです。
ポイントは「こうありたい」という自分を徹底的に排除して考えることです。客観的な「自分自身」が理解できれば、企業のニーズを満たしているのかも把握できますので、転職活動出のミスマッチを防ぐことが可能になります。
転職のコツ「スキルの棚卸し」
転職の際、やる気をアピールすることは大切ですが、何より大切なのは「キャリア」です。企業側が求めているのは、やる気の前に「それまで何をしてきたのか」という経験。そして「経験から、何ができるのか」です。
「やったことはないけど、でもできるはず」という意気込みは、残念ながら企業側としては「経験」にはカウントできないものです。特に、転職は即戦力を求められていますので、できる「はず」といった不確定要素は企業側としても敬遠せざるを得ません。ミスマッチを防ぐだけではなく、企業側が判断しやすいよう、「スキルの棚卸」を行い、転職活動に臨むと良いでしょう。
まとめ
スキルの棚卸しは、自分の職業観やできることが正確に再認識できる手法ですが、より客観的で効果のあるやり方は、転職エージェントのサポートのもと行うのがベター。
下記リンクより、広島のおすすめ転職エージェントをまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください!